ベトナムってどんな国?特徴と旅行する際の注意点を徹底解説!

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「ベトナムはよく名前を聞く国だけどどんな国だろう」などと考えていませんか?

ベトナムは日本からアクセスがしやすく観光地として人気がある国です。

観光地や旅行をする際に注意することについて気になる人も多いのではないでしょうか。

実際に旅行に行く際には、国の特徴や注意点などについて理解を深めたいところです。

この記事では、ベトナムの特徴や旅行をする際の注意点について解説します。

渡航を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

  1. ベトナムの基本情報
  2. どんな国?ベトナムの特徴
  3. ベトナムを旅行する際の注意点

ベトナムの基本情報

ベトナムってどんな国?
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ベトナムは東南アジアに位置しており、日本からは直線距離で約3,600km離れています。

国土は南北に長くなっているのが特徴です。

中国とラオス、カンボジアと国境を接しています。

国土の東側は海に面しており、その向こうにはフィリピンが位置しています。

首都は北部に位置しているハノイですが、最も人口が多い最大都市は南部に位置しているホーチミンシティです。

中部には、近年リゾート地として人気があるダナンが位置しています。

北部は亜熱帯性気候に属しており四季があり、南部は熱帯モンスーン気候に属しており年中暑く、乾季と雨季があるのが気候の特徴です。

国名ベトナム社会主義共和国
人口約9,762万人
首都ハノイ
面積32万9,241平方キロメートル
通貨1ドル=約23,145ドン(2022年1月現在)
時差2時間(日本より遅い)

ベトナムを代表する2大都市

ベトナムを代表する2大都市
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ベトナムを旅行する際に、多くの人はハノイまたはホーチミンシティのどちらかに行くでしょう。

ハノイはベトナムの政治と文化の中心都市で、1000年近くの歴史があります。

ホーチミンシティはベトナムの最大都市で経済の中心都市です。

この章ではベトナムの2大都市のハノイとホーチミンシティについて紹介します。

関心がある人はぜひ旅行をする際に参考にしてみてください。

首都「ハノイ」

ベトナムの首都「ハノイ」
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ハノイは7世紀に唐(当時の中国)の交易拠点として発展し、その間の名称は、昇龍(タンロン)、東京(トンキン)、東都(ドンロー)などと呼ばれ、1831年に名称がハノイとなりました。

ハノイには世界遺産であるタンロン遺跡があります。

歴史がある都市なので、遺跡やお寺など由緒あふれる建物が多いのが特徴です。

ベトナムの古くからの歴史を感じたい人にはおすすめの都市でしょう。

歴史情緒あふれる場所以外にも旧市街やハノイ36通りと呼ばれる繁華街があります。

週末にはナイトマーケットが開催され、露店や屋台が立ち並びます。

近くにはドンスアン市場という大きな市場があり、食料品や日用品が売られています。

お土産を扱う店や食堂もあり、現地の人だけでなく観光客にもおすすめのスポットです。

最大都市「ホーチミンシティ」

ベトナムの最大都市「ホーチミンシティ」
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ホーチミンシティは人口約900万人のベトナム最大都市です。

経済の中心都市であるので、街には高層ビルが立ち並んでいます。

都市名のホーチミンの由来は、ベトナムの指導者である「ホー・チ・ミン」からきています。
それ以前は「サイゴン」と呼ばれていました。

経済の中心都市ではありますが、ハノイと同様に歴史的建造物や大きな市場があり、観光地としても魅力がある都市です。

特にドンコイ通りはホテルやショッピングセンター、雑貨屋などがあり観光客に人気があります。

買い物や食事をより楽しみたい人にはベンタン市場に行くと良いでしょう。

朝6時から夕方18時まで開いているお店が多いので、朝と昼に楽しむことが可能です。

どんな国?ベトナムの特徴

どんな国?ベトナムの特徴
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東南アジアの料理に関して辛いイメージを持つ人もいるでしょう。

ベトナム料理はマイルドで辛い物が苦手な人でも食べやすい物が少なくありません。

ベトナムは日本語学習者が多いなど、あまり知られていない意外な一面がある国です。

この章ではベトナムの特徴について紹介します。

ベトナム旅行を楽しむ際にぜひ参考にしてみてください。

日本語学習者が多い

ベトナムは日本語学習者が多い
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ベトナムは日本語学習者が約17万人います。
これは世界で6番目に多い数です。

東南アジアでは、インドネシアとタイに次ぐ多さになります。

ベトナムの高校では日本語が正式な外国語科目です。

日本語学習者が多い背景としては、経済的交流の深まりやアニメなど日本文化への関心の高さがあげられます。

このようなことから日本人や日本に対して友好的なイメージを持つ人が多いと言っても過言ではないでしょう。
旅行中に現地の人に話しかけたら、日本語で返答してくれるといったこともあるかもしれません。

バイクの数が多い

ベトナムはバイクの数が多い
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ベトナムと聞くと真っ先にバイクをイメージする人もなかにはいるかもしれません。

ベトナムを初めて旅行する人はバイクの交通量に驚かされると言っても過言ではないでしょう。

電車やバスなどの交通機関が発達しておらず、移動手段はバイクがメインです。

ひとりで乗る人もいれば2人乗り、中には3人や4人で乗る人も少なくありません。

道を横切る際は日本にいる時以上に注意が必要です。

1年中暑い

ベトナムは1年中暑い
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ベトナムは日本と異なり、雪が降ったり、気温が氷点下になったりすることはありません。

ハノイがある北部でも12月から2月の最低気温は15度前後で、最高気温は20度を超えます。

夏はベトナム全域で最高気温が30度を超えることが珍しくありません。

ホーチミンシティがある南部は雨季直前の4月と5月が1年で最も暑い季節にあたります。

旅行に行かれる際は暑さ対策をしておくと良いでしょう。

通貨の桁数が多い

ベトナムは通貨の桁数が多い
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ベトナムの通貨は桁数が多く、慣れていないと紙幣に記載されている0の数に戸惑うことがあるかもしれません。

1ドルが約23,145ドン、1000ドンが約5円で、円やドルと比較しても桁の数は一目瞭然です。

最も金額が高い紙幣で500,000ドン札があります。

円やドルをドンに両替すると必然的に紙幣の枚数が多くなります。

旅行する際はお金の管理と紙幣の0の数に注意が必要です。

料理がマイルドでおいしい

ベトナムは料理がマイルドでおいしい
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ライスヌードルを使用したフォーや生春巻きなど、ベトナム料理は辛くなく食べやすいメニューが多いのが特徴です。

フォーは味がさっぱりとしており、レモングラスやパクチーなどを添えて食べられています。

好みで唐辛子を加えることが可能です。

生春巻きはチリソースをつけて食べられていますが、そこまで辛味はありません。

旅行に行った際は、ぜひ本場の料理を食べてみると良いでしょう。

ベトナムを旅行する際の注意点

ベトナムを旅行する際の注意点
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ベトナムは経済発展が著しい反面、格差の拡大や地方にいる貧困層の都市部への進出に伴い、治安事態は悪化している状態です。

日本とは異なりベトナムの水道水は飲用には適してはおりません。

タクシーを利用する際には、違法に高額な請求をされる可能性があるので注意が必要です。

この章ではベトナムを旅行する際の注意点について紹介します。

旅行に行かれる際はぜひ参考にしてみてください。

犯罪

ひったくりやスリ、置き引きなど窃盗事件が多く発生しています。

バイクが多い国であるので、バイクを使ったひったくりには特に注意が必要です。

貴重品を持ち歩く際はすべて同じバックに入れるのを避けるなど、対策を講じることをおすすめします。

飲み物を勧めて意識が薄くなったら貴重品を盗む睡眠薬強盗の事件も発生しています。

何の前触れもなく親しげに話しかけてくる人には注意が必要です。

水道水

ベトナムを旅行する際の注意点
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海外では日本と同様に水道水が飲めるかどうか気になる人も少なくないでしょう。

ベトナムを旅行する時は水道水を飲用するのは控えることをおすすめします。

腹痛や嘔吐、下痢といった健康上のトラブルを招く可能性があるので注意が必要です。

水分補給をする時や歯磨きをする時はミネラルウォーターを利用すると良いでしょう。

現地でもコンビニなどで気軽に購入ができます。

電圧

ベトナムと日本では電圧が異なります。

ベトナムの電圧は220V前後で、日本は100Vです。

日本で使用している電化製品をベトナムでそのまま使おうとすると故障してしまい、使えなくなってしまう可能性があります。

安心して電化製品を使用するために変圧器を利用すると良いでしょう。

大きな家電量販店に行けば購入できるので、旅行する前に確認しておくことをおすすめします。

タクシー

ベトナムのタクシー
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ベトナムに着いて空港から市街地に行く際にタクシーを利用する人もいるでしょう。

空港周辺には「白タク」と呼ばれる違法なタクシーがいるので注意が必要です。

白タクに乗車してしまうと相場よりも高額な乗車料金を請求される可能性があります。

ベトナムではGrab(グラブ)と呼ばれる配車アプリが利用可能です。

事前に料金が確認でき、支払いが登録したクレジットカードで決済するので、不要なトラブルを避けられます。

まとめ

ベトナムは日本語学習者が多く、日本に対して親しみを持っている人がたくさんいます。

料理はフォーや生春巻きなど辛い料理が苦手な人でも食べられる物が多く、マイルドな味わいが特徴です。

旅行中は貴重品の管理など自分自身で気を付けていれば、トラブルに遭遇する確率を小さくすることができます。

ぜひあなただけのベトナムの思い出を作ってきてください。

この記事を書いた人

コーヘイ
大学卒業後、期間工とIT系エンジニアを経験してWebライターとして活動しています。旅行やIT、福祉のジャンル得意です。